どうも、テレワークは座椅子派のダルです。
コロナ禍の影響もあり、テレワーク・リモートワークなどで作業に適した椅子・チェアを探している方も多いのではないでしょうか。
「座れたら何でもいい」と思われるかもしれませんが、ここ2年ほど自宅で作業している私からすると「作業スペース」は絶対にこだわるべきポイントです。
自分の体に合わなかったり、作業しにくかったりする椅子や机では、体に不具合が生じるからです。私の場合は肩こりや腰・背中の痛みなどが出て、作業に集中できなくなりました。
そんなテレワークに慣れたライターの私が、実際に半年ほど使用してみて、おすすめしたいのが「Bauhutte(バウヒュッテ)」のゲーミングチェアです。
私は座椅子バージョンを購入したので、ゲーミングチェア(座椅子)のレビューを行っていきますが、椅子の作りは基本的に同じ(脚パーツが異なる)なので、座椅子派・チェア派どちらの方も、ぜひ参考にしてみてください。
Bauhutte(バウヒュッテ)のゲーミングチェアの特徴
バウヒュッテのゲーミングチェア座椅子(GX-370)の特徴は、何といってもデザイン性の高さです。
ゲーミングチェアというと、座り心地が良くても「ビカビカ光ってる」「落ち着きのない配色になってる」といったイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。
実際、私も派手過ぎてちょっと…と嫌厭していたタイプです
しかしバウヒュッテのゲーミングチェアは、ブラック・ホワイト・ブラウンなど、椅子によくある落ち着いた配色のカラーで、部屋の雰囲気を崩しにくくなっています。
またゲーミングチェアなだけあり、座り心地は抜群。ソファのように沈み込み、ほど良く反発するため、お尻が馴染みやすくなっています。肩の力を抜いて、適度にリラックスしながら作業に集中できます。
最大180度まで倒れるリクライニング機能があるため、作業に疲れたらその場を動かずに休憩できるのもポイントです。
素材はPUレザーとファブリックの2パターンあるので、好みやインテリアに合わせて選べるのも魅力です。
ゲームや仕事・勉強などにはもちろんですが、一人暮らしのソファ代わりとしても活用できます。
バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)をレビュー!半年間使ってみて良かった点7つ
バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)を半年間使ってみて、良かったと思う点を7つ紹介します。
実際に私が使用してみた感想なので「バウヒュッテのゲーミングチェアが気になっている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
肘掛け・ランバーサポート・ヘッドレストのおかげで快適に座れる
肘掛け・ランバーサポート・ヘッドレストが付いているので、快適に座りやすくなっています。
肘掛けがあることで、肩や肘が楽なのはもちろんですが、高さ・前後の位置を変えられるので、自分に適した位置で使用できます。
また頭の部分が出っ張っているので、後ろにもたれた際にしっかりと支えてくれます。
付属のクッションは厚みと弾力があり、抱きかかえてリラックスしたり、脇に挟んで肘掛けの補助にしたりできます。
結構弾力があって、抱き心地抜群。抱きかかえながら作業することもあります
このクッションはランバーサポート(腰当て)の役割も担っており、腰の間に挟むことで腰や背中への負担を和らげてくれます。自由に位置を変えられるので、自分に合った場所に調節できるのがグッドです。
とはいえランバーサポートのクッションは大きく分厚いため、好みが分かれるところでしょう。
「腰や背中に違和感がある」と感じるかもしれないので、購入を検討されている方は、家電量販店など店頭で試してみるのをおすすめします。
座椅子の上であぐらをかけるほど座面が広い
座面が広く、好きな座り方をしやすいのもポイントです。
座面の幅が狭かったり、縦にスペースがなかったりすると窮屈ですが、バウヒュッテのゲーミングチェアは、あぐらをかけるほど広々しています。
座面幅は腰付近が約33cm・脚付近が約38cmになっています。キャスターも含めた全体の幅は、最大約69.5cm。使用する上で問題ないか、合わせて使うテーブルの幅なども事前に確認しておきましょう。
体型や身長にもよりますが、長時間同じ体勢で座っていて疲れた場合でも、あぐらをかいたり足を立てたりと、姿勢を変えやすくなっています。
身長174cm・瘦せ型の私にとっては、広々としています
キャスターがストッパー付きで安定して座れる
キャスターが付いているので、座ったままスムーズに部屋を移動できるのが特徴で、ストッパー付きなので作業中は好きな位置で固定できます。
キャスターは座ったまま離れたゴミ箱を取るなど、便利な反面作業中に無駄に動かれるとストレスの素です。
バウヒュッテのゲーミングチェアは、4つのキャスター全てにロックが付いているので、しっかりと定位置で固定できます。
作業しやすい位置で固定したら動かないので、お気に入りの位置からズレないのが嬉しいです
もちろんロックを解除すれば、キャスターが滑らかなのでスムーズに動いてくれます。
生地をファブリック(布張り)とPUレザーから選べる
生地はファブリック(布張り)とPUレザー(合成皮革)の2種類から選べます。
カラーは3色展開で、それぞれファブリックとレザー2つの生地があるため、全6つのラインナップがあります。
ファブリックとレザーでは質感や手触り、色合いなどが大きく異なり、座り心地はもちろんインテリアとの相性も異なります。
配置する部屋のインテリアや他の家具との相性も考えて選びやすくなっているので、幅広い部屋に馴染みやすくなっているのが嬉しいところです。
私はソファなども布張りの方が好きなため、ファブリックをチョイスしました
ファブリックのブラックは暗過ぎないため、部屋に馴染みやすい印象です。レザーに比べると色の強さがマイルドなので、部屋への馴染みやすさを考えると個人的にはファブリックがおすすめです。
ゲーミングチェアらしくない色でインテリアに馴染みやすい
多くのゲーミングチェアは、赤や青など派手な原色のものが多い中、バウヒュッテのゲーミングチェアはブラック・ホワイト・ブラウンと一般的な椅子と同じような目立ちにくい色なのもポイントです。
派手過ぎない色なので、どのようなインテリアにも馴染みやすくなっています。
「座り心地を考えるとゲーミングチェアは欲しいけど、あの派手な色がちょっと…」と思われていた方にこそ、バウヒュッテのゲーミングチェアがおすすめです。
私はズバリ見た目で購入決定しました。派手な色のチェアは目立ち過ぎて、部屋に馴染まないので…
良い意味でゲーミングチェアらしくない色をしているので、他の商品より裾野が広いと感じました。派手な色が苦手、インテリアに馴染んで欲しいという方にこそ、チェックしてもらいたい商品です。
座面が取り外せるため掃除しやすい
座面がマジックテープで接着されているので、簡単に取り外すことが可能です。
例えば「座面のホコリを取りたい」「除菌スプレーをかけたい」「隙間のゴミを掃除したい」と思ったら、座面をパッと外してサッと掃除することが可能です。
簡単に外れるものの、座っていて座面がズレるようなことは、使用していて一度もありませんでした。
またマジックテープは幅があるので、座面の位置をある程度自由に変更することも可能です。もう少し前orもう少し後ろにしたい際でも、微調整できます。
位置を色々変えてみて、気に入るポイントを見つけやすいのは、使っていて良かった発見です。人によって座りやすいポイントは違うので
最大180度まで滑らかにリクライニングできる
最大180度まで滑らかにリクライニングできるので、仕事や勉強などに疲れたらリラックスして休憩できます。
長時間座っていると疲れてくるので、こまめに休憩を取ることは大切。リクライニングできるので、脚を伸ばして存分に休むことができます。
もちろんイチかゼロかの調整でなく、好きな角度で止められるので、作業しやすい体勢に調節できます。操作は簡単で、レバーを操作するだけ。背もたれの角度を自由に調節できます。
ふんぞり返って楽な体勢で仕事してえなあ~という夢を叶えてくれました
休憩し過ぎは禁物ですが、好みの姿勢で作業できる・休みたい時にその場でリラックスできるというのは、テレワークを行う上で最高な環境ではないでしょうか。
バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)を半年間使ってイマイチだった点6つ
バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)を購入するデメリットともいえる、使用してみてイマイチだった点を6つ紹介します。
決して安くはないので、良い点も悪い点も踏まえたうえで、購入するかどうか検討してみてください。
購入を検討されている方の参考になるように、忌憚なき意見を述べさせていただきます
キャスターで高くなるため脚が浮く
キャスターがあるため座面の位置が高く、どうしても脚が浮いてしまいます。
座椅子といえば床と密着するような座り心地なので、脚を伸ばしたら浮いてしまうのは正直困惑しました。太ももの位置で床から約14cm、足首あたりで約7cm浮きます。
踵まで床との接地面がないので、太もも~足首までの重さが集まる感じがします。脚を伸ばして座っていると、ふくらはぎの辺りが疲れる感覚です。
「疲れて座れない!」というほどでは全くないのですが、最初はなんとなく違和感があります。とはいえ、あぐらをかけるほど座面は広いので、脚を伸ばさなければ問題なしです。
体型や座り方などで好みは分かれると思うので、問題なく座れるかどうか、量販店などの店頭で試してみるのをおすすめします。
私は試さずにポチっちゃったので、最初びっくりしました。どうしても気になる場合は、キャスターを外すのもありかも?
クッションタイプのランバーサポートが大きくお尻が追い出される
スクエア型のビッグクッションがランバーサポートの役割を果たしているのですが、やや厚みと反発力が強過ぎるかなという印象です。
ランバーサポートは腰を支えてくれるものなので、ある程度の反発力があった方が快適に座れるのですが、私はない方が座りやすく感じました。
というのもクッションの厚みと反発力のせいで、座っている間にお尻がずり落ちてきてしまうのです。感覚としては後ろから腰の辺りを目いっぱい押されているようで、段々と座面から追い出されてしまいます。
強制的に浅く座らされるので、クッションは抱きかかえて使用しています。
私の体重が軽いせいもあるかも知れませんが、クッションに座面を占有されるかと思いました
実際クッションに関しては賛否分かれるようで、mybestのレビューでも「大きく使いにくい」という意見と「クッションのおかげで負担が少ない」という意見が出ていました。
見た目以上に高反発なクッションなので、店頭で座り心地を確認するようにしてください。
肘掛けの角度を調整できない
肘掛けの左右の角度を調整できないので、体型に合わせてカスタムできる範囲に限りがあります。
肘掛けを前後に微調整することは可能なのですが、左右の角度は変更できません。人によって脇の開き加減は違うので、角度を調整できた方が肩などに負担をかけずに使いやすいでしょう。
私の場合は脇を締めてタイピングしたいので、角度を調節できたら、より楽に座れたのになと思っています
製品によっては肘掛けがターンテーブルのように回転して、角度を調整できるものもあります。気分によって変えたい人や細身の人は、そういった椅子の方が適しているかもしれません。
とはいえ前後には調整できるので、その点は満足!肘を置く場所を座り方に合わせられるので、肩や背中に余分な力がかからないようになっています。
店頭で試してみる際は、肘掛けの角度にも注目してみてください。
座面やランバーサポートの別売りが無い
座面やランバーサポートなどは、別売りの代替品がありません。
例えば「汚してしまったから座面だけ替えたい」「猫がランバーサポートを引っかいてしまった」といった場合に、座面やランバーサポートだけを購入する手立ては用意されていません。
買い換える場合は、本体丸ごと購入することになってしまいます。
子供やペットがいる家庭など、汚れやすい・劣化しやすい環境の場合は、マイナスポイントかもしれません。
ファブリックは表面に毛玉が付きやすい
ファブリックは表面に毛玉ができやすいので、気になる方はレザータイプを選ぶか、こまめな掃除を心掛けましょう。
私が使用した期間は半年ほどですが、上の写真のように、すっかり真っ白になってしまいました。特に黒は毛玉が目立ちやすいので、購入検討されている方は要注意です。
ファブリックの方が好みであれば、ブラックではなくホワイトを選ぶ方が良いでしょう
私はズボラなので、こればっかりは仕方ないと諦めていますが、気になる方はめちゃくちゃ気になるはず。ぜひとも参考にしてみてください。
他のゲーミングチェアに比べ価格が高い
何より大きいデメリットが、他のゲーミングチェアに比べ価格が高いことです。
座椅子タイプのゲーミングチェアは「AKRACING」や「LEOVOL」など各社から発売されており、さまざまな商品が揃っています。
価格帯としては約1万5,000円~約2万5,000円ほどの商品が多いのですが、バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)は、約3万5,000円です。(2022年9月現在)
他に類を見ないほど高いわけではありませんが、平均以上の価格ではあります
バウヒュッテ以上の高価格の商品もありますが、あまり多くはありません。他の商品に比べると1万円ほど高価なので、価格がネックになる方が多いでしょう。
しかしバウヒュッテの良い点は何より見た目です。
私はゲーミングチェアらしくないカラーリングと、デザインが気に入って購入しました
他の座椅子タイプのゲーミングチェアと比べると高価ではありますが、いかにもゲーミングチェアというカラーリングやデザインが好きではない方にとって、バウヒュッテは最高のゲーミングチェアだと思います。
バウヒュッテのゲーミングチェア座椅子(GX-370)の評判は?
ここまで私が使用して感じたことをまとめてきましたが、バウヒュッテのゲーミングチェアを使用している方は、どのように感じているのでしょうか。
決して安くない買い物なので、複数意見聞いてみるのは大事ですよね
良い口コミ
- 座り心地が良い、快適過ぎて眠くなってしまうほど
- ゲーム感が薄く日常使いにもバッチリ
- 座椅子が良過ぎて他の商品も気になる
座り心地が良くて、最高という声が多く見られました。なかには快適過ぎて、眠くなってしまうという意見も。座椅子が良過ぎて他の商品も気になる人がいるほどなので、試してみる価値ありです。
特にリクライニングなんかしちゃうと、すぐに寝そうになります
またデザイン面から、日常使いにもぴったりという声もあります。確かに他の商品より「ゲーミング色」が薄いため、部屋に置いていても違和感がありません。
ゲーム用に使う方はもちろんですが、私のように仕事用に使う場合でも問題なく部屋に馴染んでくれます。
悪い口コミ
- キャスターを付けると座面が高い
- 実物に触れる機会がないから購入するか悩む
- 欲しいけど価格が高い
購入した方からは、キャスターの影響で座面が高いという声が。私も気になっていた部分ではありますが、キャスターを外して解決されたようです。
座椅子を動かす機会が少ないのであれば、キャスターはなくても困らないかも?個人的には重いのでキャスター付きの方が使いやすいですね
また多かったのが、欲しいけど価格が高いというもの。やはり他のゲーミングチェアと比べると高価なので、二の足を踏む方が多くいらっしゃるようです。
欲しくなっても、実物に触れる機会がないのもネックのよう。家電量販店などで実物が展示されている場合があるので、座り心地を確かめてみてください。
公式HPの「取扱店舗」では、店舗情報とともに実物が展示されているかどうかも公開されています。近くのお店で置かれていないか、確認してみましょう。
バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)を比較!旧型と新型の違いは?
バウヒュッテの座椅子型ゲーミングチェアは、現行の「GX-370」が新型で、旧型の「GX-350」からパワーアップしています。
2022年9月現在は、どちらも販売されている状況なので「どっちがいいの?」と悩まれるのではないでしょうか。結論から述べると新型の方がバージョンアップしており価格も変わらないので、新型がおすすめです。
旧型と新型の主な違いは、以下のとおりです。
- 肘掛けの昇降可能範囲がアップして、4㎝高いポジションへ変更可能に
- ウレタンからモールドウレタンに。へたりにくく耐久性がアップ
- トップ層に使われる綿が2倍に。ふんわり感が高まっている
- ランバーサポートがより大型に
- ファブリックに加え、レザータイプも選べるように
- 背もたれ後ろに、リモコン・書類などを入れられるポケットが追加
このように多くの点でバージョンアップしており、価格差もないことから基本的には新型のGX-370がおすすめです。
ただし新型と旧型ではカラーのラインナップが異なるので、旧型のみの「グリーン」が好みの場合は旧型一択でしょう。
バウヒュッテのゲーミングチェア(座椅子)はリモートワークにおすすめ
バウヒュッテのゲーミングチェアは座り心地が良く、肩や首が疲れにくくなりました。ゲーム用の使用はもちろんすが、リモートワークでの使用にもぴったりです。
なによりゲーミングチェアらしからぬインテリア性が魅力で、いかにもゲーミングチェアといった派手な色ではないため、どのような部屋にも馴染みすくなっています。
またペアで使えるローデスクがバウヒュッテから発売されえており、デスク周りをバウヒュッテ製品で揃えられるのも魅力。メーカーがバラバラになったせいで「サイズや色味が合わない」といった事態を防げます。
インテリアに馴染むゲーミングチェアを探している方や、デスク周りに統一感を出したい方には、バウヒュッテのゲーミングチェアがおすすめです。
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