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呪術廻戦|名前の由来は?植物の花言葉からキャラに込められた意味を考察

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呪術廻戦 考察

どうも、あなたの超親友ブラザーことダルです。

今回は呪術廻戦のキャラの名前に込められた意味を「花言葉」から考察していきます。

※ジャンプ本誌のネタバレあり

なぜ花言葉なのかというと、2巻単行本のおまけページで伏黒の姉「伏黒津美紀」の背景に描かれていた”百合の花言葉”について、わざわざ説明が書かれていたからです。

このことから「他にも植物と花言葉が関係している部分があるのでは?」と思い、名前に花の名が入っているキャラの花言葉を調べてみました。

呪術廻戦キャラクターの名前に含まれる植物の花言葉は、キャラの性格や生い立ち、能力などと驚くほど合致しました。キャラ名に隠された花言葉の意味をご紹介します。

名前に込められた意味を知れば、キャラへの理解・愛着がより一層増すかもしれません。

目次

「伏黒津美紀」の背景に描かれていた百合の花言葉

冒頭でも述べたように、2巻単行本のおまけページで津美紀の背景に描かれた百合の花言葉について言及されています。

元気だった頃の津美紀さんの背景には白い百合が、昏睡状態の際には黒い百合が描かれています。

これら白い百合の花言葉は「純粋・無垢」そして、黒い百合の花言葉は「呪い」です。

伏黒津美紀

出典:呪術廻戦 2巻 9話より

伏黒津美紀

出典:呪術廻戦 7巻 59話より

つまり純粋無垢な人が呪われてしまったことを、背景の「百合」によって暗示しています。

アニメOPでも歌詞が「呪い呪われ」の部分で、津美紀さんが描かれていました。

ダル

背景に描かれた植物の花言葉にまでキチンと意味を込める作者なのであれば、他にもあるはずと思い、キャラ名の花言葉を調べてみました

キャラ名に含まれる植物の花言葉

呪術廻戦の何人かのキャラ名には植物の名前が含まれており、特にメインと言える東京校の一年3人組は全員植物が含まれた植物トリオです。

ダル

他にも京都校の学生や東堂の師匠である九十九など、一部のキャラには植物名が含まれています

名前に含まれる植物の花言葉が、各キャラの設定や性格にどのように合致するのか考察していきます。

キャラ名に隠された植物と花言葉

虎杖悠仁(いただどり ゆうじ)

呪術廻戦1巻の表紙を飾る主人公虎杖

出典:呪術廻戦 1巻表紙より

主人公である「虎杖」。イタドリという植物があり花言葉は「見かけによらない」です。

明朗快活で素直で優しいキャラにも関わらず、洗脳や記憶改竄の術式を持つ可能性がある虎杖の二面性を表しているのではないでしょうか。(漫道コバヤシにて作者直々に洗脳を否定)

またイタドリは「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれるほど繁殖力が強く、自然と友達を作る虎杖自身の性格もしくは洗脳能力にも合致しています。

ダル

渋谷事変で新しくブラザー(脹相)も増えましたしね

元々一般人で、呪術界の外からやってきたという意味でも、外来植物というのはキャラに合致しているのではないでしょうか。

そして虎杖は薬草として使える植物です。漫道コバヤシに芥見下々さんが出演された際には「人を助ける主人公だから薬草にした」と語られました。

人を助けることを主軸にしているだけではなく、パンダから術師には珍しいほど根明と称される虎杖は、呪霊から助けてくれ心も救ってくれる薬草的存在であると言えそうです。

ダル

ただし薬も過ぎれば毒となるというように、宿儺の器となれるほど毒耐性が強いのも持ち味です

虎杖は祖父以外の血縁関係が不明。祖父が最期に「両親について」話そうとしていたあたり、出生にはなにか秘密がありそうです。

特に祖父から「お前は人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」という遺言を残したことから、祖父は真逆の人生を歩んだものと思われます。実際お見舞いや葬式は虎杖以外誰も居なかったようです。アニメでは火葬の際にも、親族は虎杖だけでした。

これらのことから虎杖の祖父は「人を助けられず」「孤立した」過去がありそう。その過去が両親とつながるのかもしれません。

伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)

呪術廻戦2巻表紙の伏黒恵

出典:呪術廻戦 2巻表紙より

フシグロセンノウという植物があり、花言葉は「転機」です。

伏黒恵にまつわる転機
  • 虎杖は伏黒との出会いが呪術の道へ行く転機
  • 伏黒自身は、姉の伏黒津美紀・父の伏黒甚爾の存在が呪術の道へ進む転機

宿儺にも謎の気に入られ方をしている伏黒は、物語を動かすキーパーソンとしての役回りが強いのかもしれません。

ちなみに伏黒恵の回想シーンには、津美紀の背景に百合ではなく「ひまわり」が描かれているシーンもあります。

ひまわりの花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」東堂との問答でも姉を思い浮かべていたため、伏黒は姉が女性として好き、もしくは姉のような女性が好きなのでしょう。

寝たきりのため人物像や関係性がハッキリとわかっていない津美紀ですが、死滅回游へのエントリーも決まり今後さらに物語に関わってきそうです。

ダル

今後、背景に植物が描写された際は、花言葉を調べてみるとより物語を楽しめるかもしれません

伏黒恵以外の伏黒

呪術廻戦8巻表紙の伏黒甚爾

出典:呪術廻戦 8巻表紙より

伏黒姓のキャラは伏黒恵以外にもいますよね。

例えば、みんな大好きパーフェクト肉弾戦ゴリラ「伏黒甚爾」。彼は五条悟一行を襲撃することにより、意図せず五条悟が最強の呪術師として覚醒する「転機」になりました。

また伏黒は恵の母方の姓。つまり禪院甚爾は婿養子です。

ダル

本名は不明ですが、伏黒恵の母で甚爾の奥さんに当たる女性が伏黒姓です

伏黒パパは死に際に、嫁の安らかな顔を思い浮かべています。やさぐれていた伏黒パパが変わる「転機」になった人物だったのかもしれません。

ダル

禪院真希・真依姉妹の惨状を見るに、甚爾の禪院家での扱いも相当酷かったもよう。大きな影響を与えたと思われます

どちらも故人ですが、回想で語られるのを期待しています。

釘崎野薔薇(くぎさき のばら)

呪術廻戦3巻表紙の釘崎野薔薇

出典:呪術廻戦 3巻表紙より

野薔薇の花言葉は「素朴な愛」素朴とは「性質などが飾りけなく、自然のままであること」です。

真っすぐで仲間想いな(虎杖蘇生時に唯一涙ぐんでいた)野薔薇の性質を表す名前ではないでしょうか。

しかし野薔薇には他にも気になる花言葉があります。それは「痛手からの回復」。

真人により左目周辺が吹き飛ばされて生死不明の状態ですが、そんな痛手から回復するのかもしれません。

ダル

そもそも未だに詳しい過去が謎な野薔薇。走馬灯のような回想はありましたが、なぜか本人の視点ではありませんでした

しかも一般人目線の回想なので、なぜ野薔薇ちゃんが呪術を使え、さらには呪術高専に入学したのかという「呪術関連」の話がスッポリ抜け落ちていました。虎杖と同じく未だ謎の多いキャラです。

そんな状態のまま退場するとは思えないので、新田新の術式でなんとか一命を取り留めるのではないでしょうか。

ダル

野薔薇ちゃんなら眼帯キャラもありだと思います。似合うよ!

パンダ(ぱんだ)

「パンダに花言葉なんてあるわけねだろ!」と思いながらも一応調べてみると、パンダガジュマルという植物がありました。

しかも、センカクガジュマルの突然変異(変種)で生まれた品種なのだとか。突然変異呪骸であるパンダにぴったりではないでしょうか?

パンダガジュマル…というよりはガジュマル全般の花言葉として、アスファルトやコンクリートをも突き破るその強い生命力から「健康」とされています。

0巻で見せた壁を余裕でぶち抜くパワーと、切り替え可能な「核」を3つ持っていて戦闘不能になりにくいパンダの設定に合致しているようです。

3つの核があると判明した呪術廻戦のパンダ 

出典:呪術廻戦 5巻39話より

ダル

やっぱりパンダはただのパンダじゃなかった!!

ちなみに笹の花言葉は「ささやかな幸せ」。呪術のパンダは笹を食べないので、このパンダにはちょっと合わなさそうな花言葉です。だってパンダはパンダだけど、パンダじゃないから。

パンダってなんだよって方は、呪術廻戦の0巻である「東京都立呪術高等専門学校」を読もう!語彙がおにぎりの具になるぐらい面白いぞ。

ダル

乙骨と夏油の純愛対決を知っていると本編がよりおもろいのだ。映画の予習にもなりますよ

◆乙骨って誰?パンダたちとの関係は?夏油って何者?という疑問が解決する0巻◆

東堂葵(とうどう あおい)

呪術廻戦5巻表紙の東堂葵と高田ちゃん

出典:呪術廻戦 5巻表紙より

葵には様々な種類がありますが、なかでもトロロアオイの花言葉は「あなたを信じる」「整然とした愛」「恋によって身が細る」などです。アイドル好きな東堂にぴったりな花言葉ばかりです。

なかでも「あなたを信じる」は、虎杖を中学からの超親友ブラザーと思いこんでいる東堂にぴったりです。加えて脳内のイマジナリー高田ちゃんから、戦闘中にアドバイスを貰っている点でも東堂らしいといえるでしょう。

ダル

また高田ちゃん一筋という意味では整然とした愛がぴったり

握手会に参加していることから、相当グッズを購入したりライブに行ったりしているでしょうから「恋によって身が細る」も当てはまりそうですね。

そして無駄に強い東堂に一番似合うのが、葵の一種であるパキラの花言葉「勝利」です。

虎杖のピンチを救ってくれた東堂。強さと精神力と頭脳を兼ね備えた彼のおかげで、特級呪霊である真人に勝利できました。

西宮桃(にしみや もも)

呪術廻戦 西宮桃

出典:呪術廻戦 16巻135話より

京都高3年の西宮桃。野薔薇兄貴と舌戦を繰り広げた魔女っ娘ですが、桃の花言葉は「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」「天下無敵」など複数あります。

西宮は交流戦にて女呪術師は強さだけじゃなく、可愛さも含め完璧を求められると持論を展開していました。さらに可愛いを価値観の基準にしており、声も可愛い釘宮ボイスです。

「チャーミング」「気立ての良さ」という花言葉と合致するキャラ付けとなっています。

そして気になるのは「天下無敵」という花言葉。古事記でイザナギノミコトが、黄泉の国から逃げる際に、鬼女へ桃を投げつけたのがこの花言葉の由来です。

ダル

そもそも桃は昔から中国では邪気を祓うとされる果実。呪術師の名前として、これほど相応しいものもないでしょう

西宮の術式は恐らく「空を飛ぶこと」ではないでしょう。付喪操術という術式のため、思い入れのある品に関する事象を操る術式でしょうか?

箒の場合は「魔女が空を飛ぶイメージ」から空を飛ぶことを可能にしており、その原理が「風を操る」ことであるため、カマイタチのような技が使えるのだと推察されます。

風で野薔薇を吹き飛ばしていたので、空を飛ぶのはあくまでその応用でしょう。

交流戦では「これ以上出力を上げれば殺しかねない」というモノローグがありました。本来はもっと攻撃的な呪術が使えるのかもしれませんね。

ダル

渋谷事変終盤ではカマイタチを放っていたので、斬撃系が本来メインなのかも?

さらには術式名から推察するに、箒以外でも術式が使えそうです。今後箒以外の道具を用いての術式も披露されるかもしれません。

ワムウとかチョコラブとかジャンプ漫画の風使いは強いと相場が決まっているので、天下無敵に相応しい活躍を見せてくれることに期待します。

吉野順平(よしの じゅんぺい)

呪術廻戦 吉野順平

出典:呪術廻戦 4巻26話より

呪術高専以外のキャラでは、吉野順平も当てはまりそうです。

吉野がソメイヨシノのことであれば、ソメイヨシノの花言葉は「純潔」「優れた美人」です。

純潔とは「心身に穢れがなく清らか」という意味なので、真人を信じた順平の世間知らず的な真っすぐさを表しているのではないでしょうか。

また優れた美人というのは、気さくで息子想いで美人な順平のお母さんを指すのではと思われます。

ちなみに順平の高校はサトザクラ高校。サトザクラの花言葉は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」です。

順平が酷いいじめにあっていた割に、綺麗な花言葉ばかり並ぶのが不気味に思えます。

ダル

作者は皮肉を込めてこの名前にしたのかもしれません

九十九由基(つくも ゆき)

呪術廻戦 九十九由基

出典:呪術廻戦 9巻77話より

最後に当てはまるのが五条・夏油・乙骨と並ぶ特級術士である九十九由基です。

九十九草という植物があり、その花言葉は「恋、呪い、復讐」です。

東堂同様に、初対面でまず女性の趣味を聞くため「恋」はぴったりかもしれません。

過去編や渋谷事変後半からのチラッとした登場のため、いまいち人物像がハッキリしていませんが呪い・復讐という穏やかじゃないキーワードが出てきます。

九十九は過去に夏油へ語ったように、呪いを生み出さない世の中を目指しているようです。しかし作中ではその境地へ至った経緯が全くわかりません。

「呪いを生み出さなくしたい」と思った動機・事件が語られると、九十九の名前の由来が理解できるのかもしれません。

ダル

今のところあっけらかんとした愉快なお姉さん的なキャラですが、実は「何者かに復讐を遂げたい」という想いが渦巻いているキャラなのかもしれませんね

また五条・夏油・乙骨と他の特級呪術師は、いずれも地名が由来になった名字です。九十九だけ植物の名前で、仲間外れなことに意味があるのではないでしょうか。

九十九由基=偽夏油説

渋谷事変以前から、暗躍している偽夏油の正体が九十九なのではないでしょうか。(残念ながら違いました)

その根拠は以下の4つです。

九十九由基=偽夏油説(大爆死)
  • 夏油の闇落ちのきっかけを作った
  • 偽夏油は「夏油の術式」と「五条の油断」が欲しかった
  • 九十九と偽夏油の笑い方が同じ
  • 偽夏油の話し方が女性的

そもそも夏油が闇落ちするきっかけは、九十九が「非呪術師を皆殺しにすれば呪霊に苦しまされることも、仲間を失うこともない」と夏油に気づかせてしまったことにあります。

また偽夏油は「呪霊操術」と「五条が封印される状況」が欲しかったと言っていました。

五条悟に脳みそを見せ正体を明かす偽夏油

出典:呪術廻戦 11巻90話より

オートで無限バリアを張る五条を傷つけることも油断させることも至難の業ですが、死んだはずの親友である夏油の肉体であれば可能だろうと偽夏油は考えたのでしょう。

つまり夏油が死ねばその肉体と術式が手に入り、それらは同時に五条悟封印の切り札でもあります。

しかし正面から夏油を殺せば残穢で犯人が割り出されてしまう。

ダル

そのため偽夏油は夏油が呪詛師落ちするように仕向け、討伐された際に死体をGETしようと考えたのではないでしょうか

さらに九十九と偽夏油の笑い方が同じです。

特級呪術師の九十九由基が灰原に話しかけるシーン

出典:呪術廻戦 9巻77話より

偽夏油の首を絞める夏油傑の肉体

出典:呪術廻戦 11巻91話より

たまたまかもしれませんが、偽夏油の口調が生前と比べるとどこか女性的(君強すぎるんだよ 私の目的に邪魔なの など)なことも考えると、九十九が偽夏油な可能性は無きにしも非ずではないでしょうか。

また九十九は登場シーンが少ないながらも、夏油や東堂、伏黒甚爾などいずれも強い呪術師とばかり出会っています。もしかしたら本編開始以前よりもずっと前から暗躍していたのかもしれません。

ただし夏油が出会った九十九も、既に何者かが成り代わった後だった可能性はあります。

つまり「九十九➡偽夏油」or「誰か➡偽九十九➡偽夏油」の2パターンです。

偽夏油は宿儺の行動パターンをよくわかっているような描写がある(生徒の中に地雷=伏黒恵がいると見破っていた)ため、後者であった場合は平安時代から生き続けているのかもしれません。

偽夏油の正体は九十九ではなかった

渋谷事変ラストで九十九が現れ、偽夏油と対峙したことで、この説は否定されてしまいました…。ただし本編開始より前から暗躍していたかもという私の考察はビンゴでした。

ダル

偽夏油の正体は加茂家の汚点であり、最悪の術師と言われる加茂憲倫

しかし加茂憲倫すらも、偽夏油が転々としてきた入れ物のひとつに過ぎないようです。

さらにこの脳みそが、虎杖の母親だという衝撃の事実が判明しました。

ダル

道理で偽夏油の話し方が女性っぽさがあると…。元々の性別がわかりませんが、九十九が偽夏油なのでは?と思ったのもあながち間違いではなかったようです

どの段階で母親の体を乗っ取ったのかにもよりますが、脳みそに乗っ取られてから産んだ可能性もあるので、マジの実子と言えるかもしれません。

そして本人の口から千年前から暗躍していたことが明かされたため、私が考察した通り平安時代ごろから生き続けているものと思われます。

平安時代に生きた術師なのか、それともそれ以上前からの存在かもしれません。

再び呪術全盛の平安の世を創ろうとしていることから、平安の世を知っていることは間違いないでしょう。

ただし平安の世を知らないからこそ、憧れている世代である可能性も否定できません。

ダル

その場合は応仁の乱後~鎌倉時代初頭あたりの生まれでしょうか

おまけ:裏梅の意味

ダゴンの領域内のビーチで佇む裏梅

出典:呪術廻戦 7巻53話より

渋谷事変で暗躍している裏梅。まだまだ謎が多い…というかわかってることが「宿儺と面識がある」だけのキャラです。

梅の花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」です。これだけ見ると宿儺の忠実な部下って感じもしますが、宿儺が裏梅を見た反応が「生きとったんか我ぇ」みたいな感じだったので今のところ(2020年11月)は何とも言えませんね。

ダル

思いがけないところから、裏梅の新情報が!?千年前からガッツリと部下だったようです

そして「裏梅」という言葉自体にも、重要な意味があります。

裏から見た梅をデザインした、家紋や着物の模様に使われる図柄の1つである裏梅
裏梅

裏梅とは文字通り梅を裏から見た図のことで、家紋や着物の模様などに使われます。

ダル

梅と言えば菅原道真が愛した花。道真を祀る天満宮の社紋には、梅があしらわれるほどです

菅原道真といえば、呪術廻戦においてはビッグネーム。乙骨や五条は菅原道真の遠縁だとされています。そんな梅が裏返ってるのは意味深です。

菅原道真の関係者や裏切り者(道真を裏切って宿儺についた?)なのかもしれません。裏梅が宿儺と同様に1,000年前の時代を知っているようなので、生前の菅原道真と面識があった可能性はあるでしょう。

宿儺、裏梅ともに1,000年前を知っているのは確かですが、平安時代の人物かどうかは微妙。倭国大乱=弥生時代に生きたドルゥヴ・ラクダワラが、呪物となって死滅回游に参戦している例があるので、宿儺や裏梅も平安以前からの存在である可能性はあります。

裏梅は「本名」以外にも「ニックネーム」「一族名」など考えられますが、いずれにせよ渋谷事変後にも深く関わってきそうです。

呪術廻戦19巻表紙の日車寛見(ひぐるま ひろみ)

呪術廻戦19巻

出典:呪術廻戦 19巻表紙より

「死滅回游」の泳者(プレイヤー)として登場した日車寛見。元弁護士で呪術に覚醒したばかりの一般人にもかかわらず、東京第一結界(コロニー)で100ポイントを稼いだ”天才”です。

ダル

呪術師を倒すと5ポイント加算されるので、20人も返り討ちにしている凄腕。最近まで呪力を知らなかったとは思えません

そんな彼は、虎杖と対峙し大暴れする19巻の表紙で、枯れたひまわりの花を持っています。

ひまわりには多くの花言葉がありますが「情熱」「笑顔」など、ひまわりの花が持つ明るいイメージにちなんだポジティブなものばかり。ひまりが枯れているということは、日車の情熱や笑顔が枯れてしまったことの暗喩でしょう。

旧司法試験一発合格のエリートにもかかわらず、報酬の安い国選弁護士として「弱者救済」に努めてきた彼が、保身に走る人々と法の不平等さ、被告人の逆恨みなどから限界に達した「日車寛見」の精神を的確に表しています。

特に注目したいのが「あなただけを見つめる」という花言葉。「縋りついてきた手を振り払わないように 私だけは目を開けていたい」と語った”弁護士日車”の信念が枯れてしまったことを表しているのでしょう。

ダル

弱者を見つめ続けてきたが、ついに限界を迎えた日車にはぴったりな花言葉ばかり。枯れたひまわりには皮肉がたっぷり込められています。人の心とかないんか?

呪術廻戦のキャラ名には植物の花言葉から意味が込められている

呪術廻戦のキャラには、名前に植物名が含まれているキャラが多く、その植物の花言葉を調べるとそれぞれのキャラの性格や設定がマッチしていました。

今後出てくるキャラクターの名前も植物が含まれていないか要チェックです。また伏黒津美紀のように、背景に描かれている植物にも注目してみると、より物語を理解できるかもしれません。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • はじめまして。最近 呪術廻戦のアニメを見始めた者です。ブログ記事、楽しく拝見しました。

    ご存知かもしれませんが、イヌマキという植物もあるので、未チェックでしたらぜひ調べてみてください。

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