どうも、コスパの良いイヤホン大好きなダルです。
イヤホンってピンキリで同じ価格帯でも性能差があって、価格も上から下まで差が激しくて「結局どれにしよう」と途方にくれがちではないでしょうか。
私は優柔不断なので「1万円台でお値段以上のクオリティ」のものを探すと決めているのですが、最近どこのメーカーもコスパの良いイヤホンを出していて選択肢が多いのも事実です。
実際、下調べして何を買うか決めてからヨドバシへ向かったにもかかわらず、たまたま試聴したJVCのイヤホンに浮気してしまいました
「1万円台で良コスパの有線イヤホン」を探しているなら、JVCのHA-FW03が断然おすすめです。そんなJVCのHA-FW03のレビューをお伝えします。
JVCのHA-FW03基本情報
JVCのHA-FW03は2016年10月に発売されたモデルで、ハイレゾ対応の木製イヤホンです。新発売のモデルではありませんが、5年前の商品とは到底思えない高いクオリティの商品です。
実際ヨドバシカメラでは★4.5、eイヤホンでは★4と高評価を獲得しています。
基本的なスペックは下記の通りです。
愛称 | WOOD 03 inner |
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型名 | HA-FW03 |
型式 | ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 口径10mm ウッドドームユニット |
出力音圧レベル | 103dB / 1mW |
再生周波数帯域 | 6Hz ~ 45,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
最大許容入力 | 200mW (IEC*) |
制振構造 | デュアルメタルハーモナイザー |
ケーブル | 1.2m(Y型)OFC線 グルーヴケーブル |
入力プラグ | φ3.5mm24金メッキ ステレオミニプラグ(L型) |
質量 (ケーブル含まず) | 約10.0g |
付属品 | スパイラルドットイヤーピース(S、MS、M、ML、L各2個)、 ケーブルキーパー、クリップ、キャリングケース |
イヤホンに元々装着されているものも含め、5段階のイヤーピースが用意されています。
耳の穴が小さいのか、一番小さいサイズでも大きいことがある私でもぴったりなサイズがあったので、多くの方が純正のイヤーピースを使用できるでしょう。
手の平サイズのケースもついているので、外出時に使用する場合でも、収納しやすくなっています。
ケースに入れると実際の価格より高級感ある見た目になりますね
写真ではわかりにくいですが、クッション性があるケースなので多少扱いが雑でも問題なさそうです。
とはいえ木製だからかイヤホン部分が、一般的なものより重みがあるように感じます。重みに引っ張られてケーブルが傷むかもしれないので、丁寧な扱いを心がけた方が無難でしょう。
JVCのHA-FW03レビュー&口コミ
たまたま試聴したJVCのHA-FW03に惚れ込んで購入したのですが、その際に「他の同価格帯イヤホンより勝っている」と感じたポイントとして以下4つが挙げられます。
ゼンハイザーやオーテク、ソニーなど様々なメーカーの1万円台イヤホンを比べましたが、上記ポイントを一番満たしていると感じたのはJVCのHA-FW03でした。
JVCのシリーズとしては下位モデルにあたりますが、お値段以上の能力を発揮してくれます。
個人的には上位モデルよりも良いと思えました
ちなみに元々はソニーのMDR-EX750を5年ほど愛用していました。
高音・中音・低音とマルチに活躍
JVCのHA-FW03を一言で表すならオールラウンダーです。
高音・中音・低音いずれも等しく高クオリティで、音楽のジャンルを問わず満足度の高い音を響かせてくれました。
まず高音・中音が伸びやかでとても綺麗に聞こえます。だからといって低音が疎かになっておらず、全体的にバランスが良くなっています。
ベースが大好きです。かといって重低音に偏重して、ギターやボーカルの音が疎かになっているのは嫌。これは全体のバランスが良いイヤホンを探しているならおすすめです
私はイヤホンを試聴する際は、ロックバンドやゲームサントラ、アニソン、ジャズ、クラシックなど色んなジャンルの音楽をかけてみて比べるのですが、このHA-FW03はいずれのジャンルでも気持ちよく聴けました。
私のように聴く音楽のジャンルが幅広かったり、高音・中音・低音の全部が好きという欲張りだったりする人にでもおすすめできるイヤホンだと思います。
比較的どの音も丸く柔らかい印象なので、アコースティック系の音楽とは特に相性が良さそうです。
eイヤホンやヨドバシカメラでも、バランスの良さに言及している口コミが見られました。
木の振動板を用いているということで、ウォームな音かと想像していましたが、実際は解像度も高く、ゆっくりとした曲はもちろん、ロックやアニソンなど幅広いジャンルの音楽にもピッタリです。
上位機種とは異なり、リケーブル非対応ですが、ケーブルの取り回しも良く、プラグ部分まで4芯の構造をしているので、凝っているなと感じました。
コンパクトな筐体をしているので、付けていてもあまり不快感はありません。
eイヤホンより引用
決め手となったのは「聞き易さ」です。上位モデルと比べてしまいますと、高音域、低音域など劣る部分もありますが、逆にトータル的なバランス良くまとまっていて聞き疲れもしませんし、音楽をさりげなく楽しめるのはこちらかな?という判断です。
eイヤホンより引用
音の広がりが良く程よい距離感
音の広がりが感じられるのが素晴らしいと思いました。
音の広がりがあまりにあり過ぎると、遠く感じてしまいますが、程よい距離感だと思います。JVCの他モデルでは、音の距離が遠くて寂しい印象を抱くものもあったのですが、こちらはつかず離れずでベストです。
耳の穴を拡げられるような、弾ける音の広がりがあります
試聴してまずはじめに感じたのは中、高音域がとてもきれいだと感じました。音場もウッドハウジングだからなのかすごく自然で、広く感じました。
eイヤホンより引用
1つ1つの音がクリアに聞き取れる
1つ1つの音がクリアに聞き取れるのも、購入する上で決定打になった項目です。
本来はゼンハイザーのIE-100-PRO-CLEARを買う気満々だったのですが、JVCのHA-FW03の方が1つ1つの音を鮮明に聞き取れたので、予定を変更して購入に至りました。
ゼンハイザーもめちゃくちゃ良かったです。耳に馴染む付け圧倒的な心地は他に無い
「一応他のも聴いておくか」と軽い気持ちでHA-FW03を試聴すると、ギターやベース、ドラム、シンセなど音楽を構成する音の解像度がグッと上がったのが衝撃的でした。
Twitterでも「試聴して気に入ったから買った!」という方が多かったので、ぜひ店頭で試してみてください。
1万円台という比較的安い価格帯のイヤホンにもかかわらず、音の潰れが少なく非常にクリアに鳴ってくれます。FPSゲームでも足音や銃声を聞き取りやすくなりました。
試聴した第一声は「楽器いっぱいおる!」でした
店頭で試聴してみて、同じ価格帯のイヤホンの中でもこれが1番バランスのとれたものだと感じ、購入しました。
複数の楽器の音が一つ一つよく聴き取ることができ、音に奥行きを感じます。中音域の音が聴き取りやすいです。
ヨドバシカメラより引用
ダークブラウンの木目が可愛い
音とは関係ない部分ですが、デザインがシュッとしていて木目なのが可愛いと気に入っています。色合いとしてはダークブラウンになっています。
細かい所で言えばイヤホンとケーブルの境目に、左右で違う色が入っているのも好きです。
右は赤・左は青になっており、どちらもメタリックな色合いです
機能面だけではなく見た目も良いので、自分用にはもちろんですがプレゼント用にもおすすめできます。
アコースティックやクラシックなどを聴く用途にはすごくおすすめです。価格も高すぎるものでもないことや、デザインも綺麗(木のデザインがgood)なので、おすすめです!
eイヤホンより引用
JVCのHA-FW03は値段以上のコスパが良いイヤホン
JVCのHA-FW03は決して新しいイヤホンではなく、シリーズとしては下位モデルです。しかしそんなことを感じさせない程のポテンシャルを持っており、他メーカーの同価格帯(1万円台)製品と比べても全く見劣りしません。
「高音・中音・低音のバランスが良いイヤホンが欲しい」「1万円台で購入できる良コスパに有線イヤホンを探している」「木製イヤホンの入門モデルを探している」という方には、迷いなくおすすめできます。ぜひ店頭で試聴してみてください。
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