どうも、ライブハウスの2階に住みたいマイナーバンド好きのダルです。
コロナ禍でなかなかライブやフェスに行けず、悶々とした人も多いでしょう。私も瀕死でした。
しかしそんな中でもYOASOBIやEveなどのアーティストが注目を集め、音楽に勇気づけられた人も多いはず。個人的にはELLEGARDENの復活ライブ配信が衝撃的でしたね「細美武士って実在してたんや!」と感涙しました。
そんな私がバズるに違いない!と思っているネクストブレイクするバンド「PEOPLE 1」(略称:ピポワン)を紹介します。
まだインディーズながら既に音楽好きから注目を集めているので、今年さらに露出が増えて有名になること間違いなしです。
2021年にバズる謎多きバンド「PEOPLE 1」
PEOPLE 1は2019年末に配信音源「大衆音楽」のリリースと同時に始動したVo,G,B,作詞・作曲のDeuさん、Vo,GのItoさん、DrのTakeuchiさんの三人からなるスリーピースバンドです。

謎の多いバンドで、活動当初はメンバーの素顔や経歴は一切明かされていませんでした
そんな状態にも関わらず、YouTubeにアップされた下記「常夜燈」のMVは、既に最大210万回以上(2021年1月現在)再生されており、2019年末に開設されたTwitterアカウントはわずか1年ほどで1.2万フォローを集めています。
加えてクリスマスに公開された新曲「113号室」は、公開からわずか2週間で21万再生。まだ駆け出しのバンドにも関わらず、大きな注目を集めています。
そして2作同時リリースされた1st EP「大衆音楽」と2nd EP「GANG AGE」は、タワーレコードのマンスリー企画「タワレコメン」に2作品同時で選出されました。



フェスに呼ばれること間違いなしで、FM802主催のミナミホイールあたりで跳ねそうだと願望混じりに睨んでいます
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PEOPLE 1の注目ポイント
PEOPLE 1の注目ポイントは曲の「完成度の高さ」と「幅広さ」です。
彼らの曲紹介を交えつつ、既に音楽好きから注目を集めている理由を私なりにまとめてみました。
①曲の完成度の高さ
活動からわずか1年とは到底思えないほど、完成度の高い曲をリリースしています。
どんなバンドも初めの頃の曲というのは往々にして粗削りであるものですが、PEOPLE 1は今すぐメジャーデビューできるのではないかというほどに煮詰められています。
例えばこの「アイワナビーフリー」という曲。ボーカルから始まり、曲の進行に伴いどんどん楽器が増えたり、アレンジが変わったりしていきます。



さながら装備を増やしつつ進んで行くRPGのようです
どんどん変化していく曲と、正反対な声質の2人の歌が合わさっており、聞くたびに好きになるスルメ曲だと思います。



深夜眠れずに音楽を漁っていた私はこの曲と出会い発狂した
歌ってみると意外と難しい曲で、歌唱力の高さが伺えます。Deuさんのちょっとしゃがれたハスキーな声が味わい深さを出していますし、語感の良いサビが気持ちいい歌です。(私は難しくて歌えませんが)
この曲に限らず、いずれの曲も完成度が非常に高い。捨て曲なんて一曲もありません。活動1年でこの完成度!?と驚くこと間違いなしです。
メンバーの詳細は謎ですが、このバンドが初めてではなく違うバンドで活動していた人たち、もしくはしている人たちではないか?そう思わせるバンドです。



【※追記】ナタリーのインタビューによると、やはりDeuさんはPEOPLE 1以前に別プロジェクトで活動されていたようです
②曲の幅広さ
リリースはEP2枚とシングル1枚のわずか3枚ですが、既に曲の幅広さを発揮しています。
バンドに限らずアーティストはジャンルが絞られるものなので、極端な話「またこういう感じか」と思ってしまうこともしばしば。しかしPEOPLE 1は同じCD内でも、全く作風の違う曲を楽しめるのです。
また声のタイプが違う二人によるツインボーカルのため、曲調によってメインボーカルが入れ替わるのも曲にバリエーションを生んでいます。
例えば先ほど紹介した常夜燈とアイワナビーフリー、さらにアイワナビーフリーと同じく1st EP「大衆音楽」に収録されている「東京」では、曲の雰囲気がガラッと違います。



アイワナビーフリーのMV冒頭で東京が流れている演出がエモい
曲が幅広いためCDを通しで聴くのが楽しくて、シャッフル再生させずにPEOPLE 1の世界観に閉じ込めるのが上手い。PEOPLE 1を聴いていると、全曲シャッフルが悪い文明に思えてきます。
しかも歌詞が直接的ではなく、比喩・暗喩混じりで聞き手に考えさせるため、何度聴いても飽きないのが魅力的です。
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ライブの盛り上げが上手くて楽しめる
PEOPLE 1の初ワンマンライブの大阪公演(2021年10月3日)に参加してきました。ひと言で感想を述べるなら「めちゃくちゃ楽しい!」に尽きます。
MCによると大阪公演が3回目のライブだったようですが、とてもそうとは思えない盛り上げ上手で、コロナ禍ということもあり声は出せませんでしたが、大いに盛り上がりました。



何度も危うく声を出しそうになったほどです
お酒の提供なしだったのに、酔っているようなハイテンションで終始楽しめました。
メンバー全員がとても楽しそうに演奏するので、見ているこっちも余計に楽しくなるライブです。
特に生で聴くDeuさんのしゃがれたハスキーボイスとベースはとてもセクシーで、エロかっこよかった。



早くフェスで見たい!大きな会場で見たい!と思わせられるライブでした
初ワンマンということもあり、まだまだライブに慣れていないようでしたが、それでも十二分に楽しめたので、これからの成長がめちゃくちゃ楽しみです。
また、ついにファーストアルバムが発売されることも告知され、新曲が披露されました。アルバムの発売を楽しみに待っています。
待望のファーストアルバム「PEOPLE」が発売されました!アイワナビーフリーやフロップニクなど人気曲に加えて、新曲6曲含む15曲のフルアルバムです。
発売日にはタワレコ全店総合アルバムチャート3位にランクイン!注目度が上がってきています。


「PEOPLE 1」は今知っておきたいネクストブレイク間違いなしのバンド
PEOPLE 1は活動開始からわずか1年ほどしか経っていないにも関わらず、既に耳ざとい音楽好きから注目を集めているバンドです。
タワレコメンに選出されたこともあり、音楽関係者からも注目されており、これから更に飛躍すると思われます。



例年通りフェスが開催されれば、間違いなく引っ張りだこだったのではないでしょうか
歌詞の語感・語呂の良いつい口ずさみたくなるのも魅力なので、ポルノグラフィティやモーモールルギャバン、King Gnu、米津玄師などが好きな人におすすめです。
謎の多いバンドですが、歌詞から共通してどこか鬱屈と燻っている様子が伺えるので、もしかしたらずっと音楽活動を続けていて売れなかった…なんて経緯があるのかなと個人的には思っています。



東京のMVにBUMPパーカーが出てきたあたり、BUMP世代の20代後半~30代あたりの人たちなのかもしれません
これからバズること間違いなしのPEOPLE 1。今から追いかけて古参ぶりましょう!


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