どうも、浪速のシモヘイヘことダルです。
ヘリの操縦主をヘッドショットした時は、流石にやりこみ過ぎだと後悔したFPS好きです。
あとマンションのベランダにぶら下がる鳥よけのCDが、スナイパーのスコープ反射に見えて避けたこともあります
FPS・TPSはバトルフィールドシリーズやApexをはじめ人気ゲームジャンルですが、FPSに勝てないとめちゃくちゃイライラしません?怒髪天を衝くとは恐らくあのことです。
最近はPUBGやフォートナイト、ApexなどのTPSのバトルロイヤル系も流行っていますが、これらも負けるとめちゃくちゃむかつきますよね。
勝ちたい!なのに勝てない!くそ!と悔しい想いを経験された方は多いはず
実はFPSやTPSなどいわゆるPvP系のゲームの勝ち方は全て漫画「ワールドトリガー」に載っています。今回はFPS初心者をはじめ、対人戦闘で勝てないとお悩みの方にその極意を紹介します。
漫画ワールドトリガーとFPSの共通点
ワールドトリガーは週刊少年ジャンプで連載開始(現在はジャンプスクエアに移籍)した大人気漫画。2021年1月からは待望のアニメ二期も始まっています。
この作品が特異なのは、集団戦に重きをおいているということ。
ワールドトリガーは「規格化された武器」で戦い、キャラが異なっても同じ武器を扱う点は非常にFPS・TPSと似ています。
さらに個々人の技量だけではなく「チームワークと戦術」で戦うため、キャラひとりひとりが戦況を読みながら動いていきます。
個々が戦闘を行いながらチーム対チームで戦うため「連携」「分断」「合流」といったチームプレイが非常に重要な要素です
どれだけ技量の高い強者でも不意打ちで負けることもあれば、数の暴力に負けることもある点もFPSと同じです。
この戦況を読んで動くというのは、FPS・TPSで重要な考え方そのものです。
◆集団戦と戦術・戦略の駆け引きが熱い!ワールドトリガーの魅力はこちら◆
ワールドトリガーに学ぶFPS必勝戦略
それではワールドトリガーでFPSの勝ち方を見ていきましょう。
基本的にはバトルフィールドシリーズなどのFPSや、スプラトゥーンなどチーム戦メインのシューティングで勝つための戦略ですが、PUBGやフォートナイトなどバトルロイヤル系でも活かせる考え方です。
戦略①他のやつと戦っているやつを狙う
すでに他のやつと戦っているやつを狙うと、ぐっと勝率が上がります。
特に初心者はエイム(照準)が安定しないため、正面から撃ち合っても勝てるわけがありません。FPSにおいて正面から撃ち合うなんて愚の骨頂です。
正々堂々真正面から戦うのであれば格ゲーをやりましょう
ある程度慣れてきた人でも、基本正面からの撃ち合いはリスキーです。特に敵を目の前にすると、焦って余計外しがちでしょう。
ではどうするのか?すでに敵と戦っている敵を狙うのです。特に狙いを定めるために足を止めている敵は、いい的です。どんどん漁夫の利を狙いましょう。
出典:ワールドトリガー 8巻67話より
ワールドトリガーでは射撃武器は「仲間の火力に自分の火力を合わせる」ことができる連携力が強みだと説明されています。
これはFPSでも同じで、違う方向からクロスファイアすると避けられにくい攻撃ができます。
例えば一方向から射撃が来るのであれば、壁を盾にしたり、ジャンプで避けたりなんらかの対処が取りやすいですよね。
しかしこれが二方向からだったらどうでしょうか?前からと横から同時に撃たれれば、片方避けるのがやっとです。多方向から同時に撃たれては、どうしようもありません。
特に撃ち合っている最中は、前の敵に多くの意識が向きガチです。そんな時に不意に後ろや横から撃たれれば、負けます。
つまり、戦いに夢中になっている隙を狙うと勝ちやすいのです
たとえ仲間と行動を共にしていなくても、敵の敵は友。仲間が援護してくれているものだと想定して、戦闘中の敵の側面や背後から狙いましょう。
銃声が聞こえてきたらチャンスです。そっと近づいて、他の敵に気を取られている隙をつけるはずです。
戦略②射線を切る
射線を切って、撃たれにくい位置をキープしましょう。
FPSで勝てないというのは多くの場合、そもそも生き残れていないのではないでしょうか?
すぐ死んでしまっては、つまらないと感じることでしょう。イライラも積もりますよね
特にPUBGやフォートナイトのような、バトルロイヤル系で序盤に負けると一気に冷めます。
そのため敵にやられないよう立ち回るのも重要な戦略です。生きてこそチャンスが巡ってくるというもの。
出典:ワールドトリガー 18巻152話より
そのためには常に「射線を切る」ことが大事です。こちらはスナイパーが待ち受けていそうな、高い建物を避けて進行方向を変えるシーン。
例えば見晴らしのいい場所の奥に高い建物がある場合、スナイパーがいるかもしれないと警戒するのは当然の動きです。
自分ならどこから狙うか、どこに待ち伏せするかを考えると「この角は危ないかもしれない」「あそこにスナイパーがいるかもしれない」「あの街は人が多く居そう」と相手の動きを予測すれば格段に生き残りやすくなります。
高い建物が見える場合は狙撃を警戒して壁伝いに動く、違うルートを進むなど危険を察知して、慎重に進んで負ける確率を下げるのが大事です。
フォートナイトのように武器を集めながら戦うゲームの場合、必ずしもスナイパーが居るわけではないため、関係ないと思われるかもしれません。
しかしどんな状況であっても、敵に見られること自体がリスクです
もしかしたら不意打ちを食らわされたり、他の仲間(スナイパーがいるかも)に位置を知らされたりするかもしれません。
いずれにせよ百害あって一利なし。位置を知られるのは確実に不利になるので、常に射線を切って動くようにしましょう。
敵の動きを予測して、対処できるよう立ち回るのが大切です。まずは倒すよりも生き残ることを最優先にしましょう。
戦略③相手の視野を想像する
有利な部分で勝負して、相手に不利を押しつけるのが、FPSの攻略法です。そのためには相手の視野のイメージは必要不可欠。不利な部分は避けて、有利な部分で勝負できるようイメージしましょう。
出典:ワールドトリガー12巻 101話より
相手の画面には、自分がどう見えているのか、どんな風に見えているのか想像しましょう。そしてその想像では、どんなことをされると嫌かを考え実行します。
相手の視野を想像することは、攻める場合でも逃げる場合でも役立ちます。
- 攻める:壁や障害物を盾に相手からは自分が見えないが、自分からは見える角度で撃つ
- 逃げる:自分と敵の間に木や車などの障害物を挟み、見えなくなる位置を確保し続ける
このように相手からどんな風に見えているかを上手く想像できれば、攻守ともに上達するでしょう。
敵と出会った場合以外にも「相手からは死角になっているから逃げれそうor気づかれずに近づけそう」というように、不意の遭遇を防いだり暗殺したりできます。
相手の画面にはどう映っているか?自分だったらどこを見るか?常に考えながら動くと、死ににくく勝ちやすくなります
戦略④無駄な弾は撃たない
FPSにおいて必中必殺が基本です。
そうすれば弾が節約できるだけではなく、敵に居場所がバレにくくなり、生存率がグッと高まるはずです。
出典:ワールドトリガー 4巻27話より
№1スナイパー当真勇と同様「外れる弾を撃つなんてプライドが許さねえ」の精神が非常に大事です。
これはなにも狙撃する場合に限ったことではありません
必ず当たるという確証がある時だけ、撃ちましょう。迷ったなら撃たない方がいいです。恐らくそれは撃っても当たりません。
弾は撃てば撃つほど、自分の居場所を敵に知らせることになるので、無駄に弾を撃てば自分の存在をむやみやたらにアピールしてしまいます。
そのため発砲は最小限に留めるのベストです
多くのFPSでは、弾道が見えるようになっています。弾道が見えるということは、どこから撃たれているのかバレるということ。
これはあなたが狙っている敵に限った話ではありません。以下のように、たった一発の弾丸で多くの敵に居場所がバレてしまいます
つまり相手との距離が遠ければ遠いほど、多くの敵に居場所がバレてしまいます。
- 狙われた敵
- 狙われた敵の仲間
- その周囲にいる敵
- 周囲の敵の仲間
- あなたと敵の間にいる全ての敵
撃たれた本人はどこから撃たれたかなんとなくわかりますし、その周囲にいた敵は弾道が見えているはず。敵との距離が離れているほど、弾道は多くの敵に目撃されます。そしてその情報は、チャットで仲間に共有されるでしょう。
一方的に居場所がバレれば、側面や背後を取られやすくなるので、狩られるのは時間の問題です。
もしかしたら複数の敵に囲まれるかもしれません
自分からは敵の位置がわからないのに、敵には自分の居場所がバレているという状況ほど不利なことはないでしょう。
このように「撃つ」という一つのアクションには、多くの敵に発見されるリスクがつきまとうということを覚えておいてください。無駄な弾は極力撃たないのがセオリーです。
戦略⑤撃ったら動く
撃ったらすぐに動くこと。なぜならFPSで最も不利なのは、自分の位置を知られることだからです。
そして先ほど述べたように、一番位置を知られるリスクがある行為が「発砲」です。
音や弾道で大体の位置がバレますし、ゲームによってはマップに映って位置がモロバレになる場合もありますよね
出典:ワールドトリガー 4巻34話より
だから「撃った後は速やかに移動する」ことが大事です。撃つ➡走る➡撃つが理想の動き方ですね。これはワールドトリガーもFPSも同様です。
上手い人ほど敵がどこにいるのか、察知するのが早く正確。当たっても外れても、反撃される前にすぐ退散しましょう。
特にスナイパーの場合は同じ位置に陣取っていると目の敵にされやすく、反撃を受けるリスクがどんどん高まります。
「5キルしたら移動」「3人撃ち損ねたから移動」といったように、目安を作って移動すると負けにくくなります。
またスナイパーではない場合でも、移動は大切です。
棒立ちで撃っては的にされるだけなので、撃ったら動くもしくは撃ちながら動いて、攻撃が当たりにくくしましょう。
戦略⑥余裕を削って隙を生み出す
相手の意識を散らして、相手の処理能力の限界を狙うのも戦略です。
FPSやTPSでは常に左右の状況や物音・足音、マップ、光(ライトやスナイパー、マズルフラッシュなど)、射線など様々なものを警戒しながらプレイしているものです。
出典:ワールドトリガー 7巻60話よ
慣れてきた人ほど色んなことに意識を割いていて、撃ち合っている真っ最中でも他に敵がいないか警戒しています。
そのため意識をさらに散らすことができれば、注意力散漫になり優位に立てます。余裕がなくなれば、隙が生まれますよね。
慌てれば慌てるほど外すでしょ?それを相手に押し付ければいいんです。
例えば、出会った瞬間に手榴弾を投げてしゃがんで撃つ。すると相手は以下のように、複数の情報を一瞬で処理しなくてはなりません。
- 飛んだ来た手榴弾に目が行く
- 手榴弾の範囲外に逃げる?撃たれるのを避ける?と迷う
- 手榴弾と銃弾を避けるために移動する
- しゃがんだ敵に照準を合わせる
- 撃つ
この5つの動作を瞬間的に行わなくてはいけません。よほど慣れた兵でない限りは隙が生まれるので、そこを突くのです。
意識を散らすような、鬱陶しい動きができれば一人前です。その隙を逃さず撃つか逃げるかしましょう。
戦略⑦耳を澄まして素早く察知する
接近してきた敵に、いち早く気づくことができれば、より生存率は高まります。
FPSにおいて視覚と同じぐらい聴覚は重要です。音からも様々な情報が得られるので、できればイヤホン・ヘッドホンを使うことをおすすめします。
スピーカーだけでは集中していると聞き取りにくいのと、遠近や方向がわかりにくいからです。
出典:ワールドトリガー 7巻56話より
菊地原のサイドエフェクト(特殊能力)によって、目だけでなく耳で相手を捕らえられる風間隊の勝率が上がったように、あなたの生存率も上がるかもしれません。
例えばあなたがスナイパーとして構えているとしましょう。この時、注意すべきなのは無防備な背後を取られることです。
そのためスコープを覗きながらも、周囲を警戒しなくてはなりません。「足音」「銃声」「声」の3つで敵の接近を察知しましょう。
- 足音:敵or味方が接近している。音の大きさから方向と距離を把握し、近づいてくるようなら警戒
- 銃声:敵or味方が戦闘している。銃声が複数なら逃げる。近づいてくるなら戦闘or逃走の準備
- 声:断末魔が聞こえたなら要警戒。敵がすぐそこまで来ているかも
このように音によって、とるべき行動や危険度が異なります。
まず足音の場合。足音だけであれば味方か敵かわかりませんが、いずれにせよ近づいてくるのであれば銃を構え迎撃態勢をとっておくべきです。
敵だった場合、下手に動くと目立つため動かない方がいいでしょう。まだこちらの位置がバレていない可能性もあります。
先に見つけて奇襲をかけましょう
次に銃声が聞こえた場合も、敵か味方かわかりません。単に誤射の場合や、遠方の敵を狙撃している場合もあります。しかし銃声が複数の場合や近づいてくるようであれば、戦闘or逃走の準備をしましょう。
最後に断末魔が聞こえた場合。間違いなく付近で戦闘が発生しています。
銃声も同じく聞こえたなら第一種警戒態勢で、いつ敵が来てもいいよう構えましょう。
もし銃声が聞こえなかった場合は狙撃です。物陰に急いで隠れましょう
視界内の敵とマップを視覚で警戒し、足音や銃声などから予測できる敵を聴覚で察知しましょう。
【番外編】弱い駒が強い駒の働きを止めてることも戦果として充分
バトルフィールドやApexのようなチーム戦の場合、自分自身の勝った負けたよりもチームで勝てるかが重要ですよね。
一人一人の勝ち負けはそこまで戦局を左右しませんが、エースの動きを邪魔することは十分戦果です。
出典:ワールドトリガー 9巻76話より
ワールドトリガーには「弱い駒が強い駒の働きを止めてるってのがすでに戦果としては充分なんだ」という台詞があります。
FPSでもまさにこの通りで、明らかに動きが違うプレイヤーっていますよね?「“一秒”を”十秒”に変える能力」でもあるのか?ってぐらい動きがいい人。
そんなエースがバンバン仲間を倒すのを防ぐのも重要な戦略です。
もし敵に遭遇しても「一瞬でやられる」のと「粘って粘って1分耐える」のでは同じ1キルでも違います。
エースの動きを止めていたというのが大事。倒せなくても手傷を負わせれれば、回復の時間を取る必要があるため時間を奪えますよね。
粘っている間に味方が合流して助太刀してくれるかもしれません
エースは時間があれば多くのキルを稼ぎます。反対に時間を奪えば、キル数を抑えられるのです。
出典:ワールドトリガー 13巻111話より
ワールドトリガーでもそのままズバリ「なるべく粘って死ね!」というシーンがあります。粘るの大事。
相手のエースが無駄な時間を使っている間に、味方のエースがフリーになっているかもしれません。最終的にチームが勝てばいいのです。
どれだけ一人でキルを稼いでもチームが負けると面白くありません
フォートナイトやAPEXのように、チーム単位で動くのが基本のゲームの場合、高ランカーチームに出会うこともあるでしょう。
こうした際に全員で突撃しても散るだけなので、誰かが囮になって飛び出し、仲間を逃がすという戦法もあります。
明らかに強い敵がいた場合は、無理に倒そうとせず時間稼ぎに集中するのも立派な戦術です。
粘るにはどうしたらいいの?
すぐにやられず粘るのが大事というのがわかってても「できねえから死んでんだよ」っていう話ですよね。
粘るために大事なことは「相手の嫌がることをしろ」この一言に尽きます。
私は母親から口酸っぱく「人の嫌がることはしないように」と教えられてきたので、その知見を活かして自分がされたら嫌な動きを全力でします!
- しゃがむ
- ジグザグに動く
- 跳ねる
- サイドステップする
- 遮蔽物に隠れる
- 急な方向転換
どれも単純ですが、敵のエイムをずらすためには効果的です。
これを高速で組み合わせられるとマジでうざい
全力で生きることだけを考えてください。変に反撃の隙を伺おうものなら、その隙を狙われるだけです。
攻めるよりも完全に逃げに徹している敵や、粘ろうとしている敵の方が倒しにくいもの。なぜなら銃を構えている状態が、一番動きが制限された狙いやすい状態だからです。
だから変に攻めようとせず、逃げる・粘るに徹した方が良いでしょう
かの有名な人斬り緋村抜刀斎の師匠である、比古清十郎は言いました「生きようとする意志は何よりも強い」と。避けて逃げて粘って敵が弾切れになったら、ありったけぶっ放しましょう。どんな猛者でも弾がなければミジンコです。
自分に有利で相手に不利な状況を作ろう
この5つの戦略を覚えておけばバトルロイヤル系であろうが、バトルフィールドであろうが勝てるようになるはずです。
大事なことは「自分には有利で、相手には不利な状況を作る」ことです。
真正面からバカ正直に撃ち合うのは、最後の最後の手です。まずは負けないように立ち回って、慣れてきたら敵の隙を突くようにしましょう。
隙をわざと作り出せるようになれば、あなたも立派な傭兵です。まずはワールドトリガーで戦術を学びしょう!ぐっと勝率が上がるはずです。
コメント